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<3DCG背景モデルコース特別講師>
『ソニック』シリーズや『マリオ&ソニック』シリーズで背景デザイナーを担当。近年の参加作品は『ソニックフロンティア』『ソニックレーシング クロスワールド』など。プロジェクト立ち上げ初期から携わり、データ制作、コンセプトアート制作、アートディレクション、ワークフロー構築など幅広い業務を担当している。
幼少期から、人を驚かせたり新しいことに挑戦したりするのが好きで、仕事でも「低負荷で豪華に見えるシェーダー」の考案や、粘土を用いた協働型レベルデザインの提案など、さまざまな工夫を重ねてきた。ほかにも、きな粉を撮影してノーマルマップを作成し雪を表現したり、発泡ウレタンを削って氷の質感を再現したりと、身近な素材や発想を活かして問題解決に取り組んできた。
以前は異業種の営業部門でインハウスデザイナーとして勤務。営業担当と連携しながら、「どうすれば製品の魅力を伝えられるか」「どうすればお客様に訴求できるか」を考え、提案資料や販促物の制作を行っていた。その経験を通じて、多様な立場や視点を踏まえながらデザインを組み立てる力を培い、現在もさまざまな関係者と協働しながら進めるゲーム開発に活かしている。
グラフィックデザイン(視覚伝達設計)は、単なる自己表現ではなく、問題解決のための手段です。3Dゲームにおける背景デザインの役割は、世界観を表現するだけではありません。プレイヤーが迷わず快適に遊べる導線設計や、期待する感情を自然に喚起する演出など、企画やプログラマーと協働しながらさまざまな課題を解決していく仕事でもあります。
背景はキャラクターを引き立てながら、ゲーム画面の中で最も大きな面積を占める存在です。特にアクションゲームでは、遊びごたえそのものにも直結する重要な要素になります。そのため、背景デザインには幅広い知識や洞察力、そして他者への想像力が求められます。
みなさんがこれから業界で仕事をしていくうえで、学ぶべき多くのことへの入り口となり、考えるきっかけを提供できればと思っています。