「CGの成長に、飛び級はない」——8年間、700人以上を送り出してきた講師たちが本音で語る“伸びる人”の共通点

クリーク・アンド・リバー社(C&R社)が運営するC&R Creative Academy(以下、アカデミー)責任者・佐藤が、今回は卒業生ではなく、アカデミーを長年支えてきた講師陣に集まってもらい、本音で語ってもらいました。

集まったのは、アカデミー開校からおよそ7〜8年、現場に立ち続けてきた3人の講師たち。カリキュラムも、受講生も、業界そのものも大きく変わったこの数年を、それぞれの目線で振り返っていただきました。

「作品よりも、受講生の内面を見るようになった」「距離を縮めないと、本音の話はできない」「就職はゴールじゃなくてスタート」——。テンポよく交わされる会話の中に、これからクリエイティブ業界を目指す人へのヒントがぎゅっと詰まっています。未経験からの挑戦を考えている方にこそ、読んでほしい対話です。


[プロフィール]
Kさん
(講師/昼間3DCGキャラクターモデルコース・背景モデルコース 基礎フェーズ、夜間3DCGキャラクターモデルコース・背景モデルコース担当)
2019年2月にクリーク・アンド・リバー社へ入社。講師7年目。講師専任の時期を経て、自社スタジオ「COYOTE 3DCG STUDIO」で3DCGデザイナーとしての実務と講師業を並行して経験。昨年から再び講師に専念し、現在はアカデミーのカリキュラムや全体設計にも携わっている。

松浦 稔さん
(講師/昼間3DCGキャラクターモデルコース・背景モデルコース 基礎フェーズ 担当)
20歳からゲーム業界に入り、今年でキャリア40年目。アカデミーの講師歴は約8年。

佐藤 智幸さん
(講師/昼間3DCGキャラクターモデルコース・背景モデルコース 後半・実践フェーズ担当。夜間CGブラッシュアップコース〈現在休止中〉の立ち上げから参加)
テレビ局でのCG制作を経てフリーランスに。白組やNHKなどで、映画・ドラマ・CM・ゲームのオープニングムービーといったCG映像制作とディレクションを手がける。講師歴は15年目、アカデミーでは7年。

[インタビュアー]
C&R Creative Academy責任者 佐藤浩平


この7〜8年で、何が一番変わった?「業界が変わったなっていう印象」

――まずは、この7〜8年を振り返ってもらえればと思います。アカデミーとして、あるいはご自身として、一番大きかった変化はどんなところでしたか?

佐藤智幸さん(以下、智幸さん)

僕自身の変化でいうと、やっぱりコロナの影響が大きいですね。それ以前はオフラインで実施していた授業がオンラインになったことで、仕事の仕方から、教育の仕方まで、ガラッと変わった気がします。

佐藤:

智幸さんは当時、夜間CGブラッシュアップコースをご担当されていましたよね。当時は東京の新橋に学習スペースを構えていて、受講生のみんなが学校終わりに集まり、19時から22時までリアルで学習していたのを思い出します。

智幸さん

そうです。実は僕、最初はオンライン化にずっと抵抗していたんです。

「オンラインは嫌だ、教室でやらせてくれ」って言っていました。当時はオンラインで授業をしたことがなかったので、本当にうまくできるのか不安で、不安がなかなか拭えなかったんですよね。

実際リアルとオンラインを比べると、どういう違いがあったと感じますか?

オンラインのいいところは、座席によるデメリットがないことですね。「講師に近い・遠い」がない。ただ、デメリットは、隣の席の人と気軽に話すみたいなことができなくなったこと。今はオンラインが当たり前になっていて、受講生とも問題なくコミュニケーション出来ているので不安はないですね。

——松浦さんは、どんな変化を感じていますか?

 変化でいうと、やはりカリキュラムの内容が大きく変わりましたね。年々教える内容も増えています。もちろん、卒業生のレベルを上げていくのは当たり前という前提でやっているので、講師側は問題ないんですが……受講生の大変さは増してますね。短期間で覚えることが多いし、自分で急成長しなくちゃいけないので、その分受講生たちに求められるものも増えていると感じます。

佐藤:

開講当時は4ヶ月で卒業だったじゃないですか。今は9か月、10か月で卒業だから、客観的に見ると「期間が延びて制作に余裕ができたことで楽になったんじゃない?」って思う人もいると思うんですが、そうじゃないんですね。

松浦さん

全然違いますね。業界の変化に合わせてカリキュラムを更新しているので、7〜8年前と今では学ぶ内容もかなり変わっています。
わかりやすく言うと、今の受講生が最初に作るキャラクターや背景作品のクオリティが、当時でいう卒業レベルに近いんです。そのくらい求められる水準が上がっています。
今の受講生は、そこからさらに作品を積み重ねて卒業していくので、昔と比べると求められるレベルは大きく変わったなと感じますね。

佐藤:

今はそこからさらに3〜4作品を作るわけですもんね。ハードになりましたよね。

松浦さん:

業界が変わったなっていう印象ですね。

佐藤:

Kさんはどうですか?

Kさん(以下、Kさん)

もう、めっちゃ変わってます。コロナはやっぱり大きかったし、今も市場の変化がすごくて。
7年前に求められていた人材やクオリティとも、全然違う。本当に「3年に1回、大きな変化が来ているな」という感覚があるので、僕は常に“3年後”を見て動いています。

佐藤:

今はAIも来ていますしね。備えておかないと。

Kさん(以下、Kさん)

そうですね。

▲ 東京新橋にあった学習スペースの様子

変わらず大事にしていること「受講生との距離感は変わらない」

——ここからは逆に、変わっていないもの、いま大事にしているスタンスや価値観を聞いていきたいです。松浦さんから、いかがですか?

松浦さん:

大事にしていて、変わらないところ……受講生との距離感は変わらないです。あんまり距離を置きたくないので。

佐藤:

確かに、受講生との距離はかなり近いですよね。

松浦さん

私の場合、普通にしていても年齢差があるので、どうしても向こうは気を遣ってしまうんですよ。だからこそ、こちらから積極的に歩み寄るようにしています。

普段から学習の話だけではなく、何気ない雑談もたくさんしますし、自分の失敗談も隠さず話します。講師として完璧な姿を見せるというより、自分の弱い部分や未熟な部分も含めて知ってもらうことで、少しでも相談しやすい関係を作りたいと思っているんです。

佐藤:

その距離感を大事にしている理由は、どこにあるんですか?

松浦さん

本音の話し合いがしたいんですよ、受講生と。受講生とは、できるだけ率直な話をしたいんです。「なぜうまくいかないのか」「今どこで悩んでいるのか」といったことを聞きたいのに、壁があると本当に知りたいことが見えてこないんですよね。この距離感だからこそ、踏み込んだ話ができると思っています。

佐藤:

年齢でいうと、結構離れていますもんね。

松浦さん:

そうですね。受講生の多くは息子や娘の世代です。下手をしたら孫くらいの年齢差かもしれません(笑)。
だからこそ、私自身もできるだけ素の自分で接するようにしています。失敗した話もするし、うまくいかなかった経験も隠しません。こちらが本音で向き合わないと、相手も本音では話してくれないと思うんです。
それが正解かどうかは分かりません。でも、少なくとも「本気で向き合っている」ということは伝えたい。その気持ちがなければ、信頼関係は築けないと思っています。

佐藤:

本気で向き合う姿勢を見せる、と。いいですね。受講生との距離が縮まったなと感じるのは、どんな時ですか?

松浦さん:

どうでもいいことでツッコミを入れてもらえた時ですね(笑)。私が何かくだらないことを言った時に、受講生が普通にツッコんでくれると「よし、少し距離が縮まったな」って思います。

逆に、それがスーッと受け流されると「ああ、まだ壁があるな」と感じますね(笑)。

——Kさんが大事にしているスタンスは?

Kさん:

 僕は、自主性を重んじること。あとは、ダメなものはダメってちゃんと言うこと。ちょっと矛盾しているように感じるんですけど(笑)

佐藤:

なぜ自主性が重要だと思うんですか?

Kさん:

やっぱり、自主性って行動の原動力になるんですよね。
どんなに良い環境があっても、自分から動こうという気持ちがなければ前には進めない。だから僕は、「まずは話を聞いてみる」「とりあえずやってみる」という姿勢を大事にしています。
実は僕自身、大学は経営情報学部で、CGとはまったく関係のない分野だったんです。でも当時、大学の先生に「ちょっと興味があるんですよね」と話したことがあって。その一言をきっかけに、制作できる環境を用意してくれたり、いろいろ後押ししてくれたりしたんです。

もしあの時、自分から興味があると言わなかったら、今ここにはいなかったかもしれません。だからこそ、まず自分から一歩踏み出してみることが大事なんじゃないかなと思っています。

佐藤:

「ダメなものはダメ」というのは、どういう時に?

Kさん:

アカデミーは業界に就職するという目的があるじゃないですか。そこから逸れてしまうと、「それは今やるべきことではないかな」とか「優先順位が違うかもしれないね」と伝えることもあります。目的や目標を共通認識として持った上で、そこに直結しないことに関しては、ちゃんと否定する。でも、ある程度そこに紐付いたプロセスなのであれば、「やってみてもいいんじゃない」と背中を押すようにしています。

——智幸さんはいかがですか?

智幸さん:

僕は夜間CGブラッシュアップコース(※今は休止中)の立ち上げから関わっていて、気づけばもう7年になります。。その時から変わらず、受講生には「就職するのは当たり前のゴールとして、就職した後に一緒に仕事をしよう」とよく言っています。今は講師と受講生だけど、就職したら同僚だと。実際、一緒に仕事できた子もいますし。

「就職はゴールではなく、あくまで当たり前の通過点」だからこそ、その後の活躍を期待しての一言ですね。7年前からずっとおっしゃっていますよね。

智幸さん:

20代前半の子たちが、たった1年、真剣にやればプロのCGクリエイターになれるんですよ。60歳くらいまで働くとして、40年のうちのたった1年、真剣になればいける。これって、割と現実的な話で。20代前半からプロ野球選手やサッカー選手、ピアニストを目指しても、不可能に近いのかもしれないですけど、CGは全然いける。だから「不可能じゃないよ」って。まだこれから勉強する子たちは、伸びしろだらけなんですよね。

佐藤:

智幸さんご自身も、20代でキャリアチェンジされていますもんね。

智幸さん:

そうですね。僕は独学で誰にも聞けなかったので、 参考書をドバーッと山積みにして、一人で部屋で黙々とやっていました。だから常に、自分も最新の情報を仕入れて——今はAIの研究も始めていますし——勉強し続けることを大事にしています。卒業生がすごい勢いで追いかけてくるんですよ。過去の財産だけで勝負するのは嫌なので、僕も追いつかれないように、頑張ろうって(笑)。

佐藤:

講師でありながら、学び続ける側でもある、と。いい循環ですね。

▲ コロナ禍を経てオフラインからオンラインへ指導形態も変化していった

自主性と自走力の正体「根っこにあるマインドが同じ」

——「自主性」「自走力」という言葉が出てきました。これから応募を考えている人にすごく参考になると思うので、講師のみなさんが考える定義を聞かせてください。

Kさん:

僕は、自主性って状況や環境によって少し意味が変わるものだと思っているんです。

例えば、会社で働いている中で自主的に勉強することは大切なんですが、その学びが求められている方向とズレてしまうと、せっかく努力しても成果や評価につながらないことがあります。

だから僕は、自主性というのは単に「自分のやりたいことをやること」ではなくて、「誰のために」「何のために」「どこに向かって」行動するのかまで考えられている状態だと思っています。その目的意識があって初めて、自主性として意味を持つんじゃないかなと。

松浦さん:

「自主性」と「自走力」って、言葉の定義としては内容が違うのかなと思います。

自主性って、自分で物事を進めていくこと、自ら動いていくこと。自走力は、物事を解決していく力。だけど、同じ机の上に乗せて、さも同じネタのように話しても違和感がないのは、根っこにある部分が同じだからだと思うんですよ。その人の何かしらのマインドみたいなものがあって、それがちゃんとしている人は、自主性も自走力もあると。

佐藤:

目的や、進みたい方向性があるからこそ、自主性が動き出すということですかね。

智幸さん

アカデミーに来た時って「CGのプロになりたい」とは言うけど、実はそこからのイメージが明確じゃなかったりする場合もあるので。目標や方向性をより明確にしていくのは大事ですね。

なぜ人は伸びるのか「気づきを得ること」「一人ひとりにエンジンがある」

——目標を設定していても、伸びる人と伸びない人がいますよね。その差はどこにあると思いますか?

智幸さん:

 「本人が気づきを得ること」だと思います。基本_、教育の場なので、受講生は受け身でいろいろ吸収しようというスタンスなんですけど、実は自分で発見したことのほうが記憶にも深く刻まれるんですよね。だから、徐々に答えを減らしつつ、自分で答えを見つけられるようにする。ヒントをいっぱい与えて、自分で考えてもらって、とひらめいた瞬間に、急激に伸びる。勉強が楽しくなるんだと思っています。

佐藤:

言われたことに反射的に答えるんじゃなくて、自分で問いを持って、思考を繰り返す中でひらめきが生まれる、と。

智幸さん:

「なんでこうするのかな?」「じゃあ、こっちもそういうことなのかな」って、発見がつながっていって。ワクワクしてくれると、すごく伸びているような気がします。

佐藤:

松浦さんは、「気づきを得る」についてどう思いますか?

松浦さん:

気づきを得られる人とそうじゃない人の差はどこかというと——多分、その人その人に、みんなそれぞれ“エンジン”があるんですよ。そのエンジンが強ければ、困難に立ち向かっていけるし、自分で気づきを得て前に進んでいける。でも、エンジンが小さいと、挫折しちゃう。

佐藤:

エンジンの大小って、どういうことですか?

松浦さん

単純に、それをやりたいか・やりたくないか。好きか・嫌いか、ですね。気づけるのって、やっぱりしんどい作業の繰り返しだと思うので。嫌な思いをしないと気づけないんですよ。教えてもらうのは簡単だけど、それってインプットの量としてはすごく少なくて。嫌な思いをしながら自分で気づいていくと、一つの入力に対して、その周りにあるもの全部が入力値として入ってくる。だから、そのしんどさを超えていくためには、それが好きじゃないとやっていけない、ということかなと。

佐藤

ちょっとしたしんどさの先に気づきがあって、でもそれを超えるには、興味や「好き」がないと「なんでこんな辛い思いまでしてるんだっけ」となってしまう。

松浦さん

そうです。例えばCGの勉強を始めたての頃って、失敗ばっかりじゃないですか。それでも、楽しいんですよ。難しいことをやっていくと、だんだんしんどさの量が増えて、厳しくなってくる。それでも完成形が見えているのでやっぱり楽しさもあるんですよね。

佐藤:

卒業生の中にも「しんどいけど楽しかった」という人は、多いですよね。

「CGの成長に、飛び級はない」——失敗を“点”で捉えない人が伸びる

——最後のまとめとして、Kさん、いかがですか?

Kさん:

物事を“流れ”で見ていない人は、絶対に伸びないと思いますね。さっきの気づきや失敗の話にもつながるんですけど、失敗を「点」として捉えてしまう——「あ、失敗した」で終わって、その過程が成長の糧になることに気づいていない人は、厳しいと思います。

佐藤

「前後を考える」というのは、どういうイメージですか?

Kさん

 今これに詰まっているのは、前のステップがあったから、なんですよ。何も考えずに作っていた時よりも、考えることが増えたから、今その壁にぶつかっている。レベル1から2、2から3へ、急な飛び級はないんです。「3の次に4も5もある」と見通しながら作業する人は、すごく伸びるような気がしていて。「これをやるためには、これをやらないといけないから、まずこれを」というロジックで勉強していく人は、伸びていったような気がします。

佐藤

「CGの成長に、飛び級はない」。だからこそ、「このステップを踏んだからこそレベル2に行けた」と成長を感じつつ、「まだ先のステップがあるんだ」と理解することが大事なんですね。

Kさん

そう。それがないと、暗闇を走っているような感覚に陥りますね。

これから目指す人へ「好きなことを、楽しんでほしいだけ」

——これからアカデミーを目指す人、まだ“ステップ1”にも立てていないような人に向けて、マインドの面で伝えたいことは?

松浦さん:

単純に、好きなことを楽しんでほしいです。だって、自分が好きで選んだことじゃないですか。もちろん、学習を続けていればうまくいかないこともありますし、壁にぶつかることもあります。でも、好きだったら、ちょっとぐらい転んだってまた立ち上がれると思うんです。その「好き」という気持ちこそが成長の原動力でエンジンの大きさだと思っています。

佐藤:

智幸さんは、CGの何が楽しかったですか?

智幸さん

 僕はもう、CGが遊びの延長みたいなところがあったので、全然苦じゃなかったんですよね。ゲームをしている感覚だったので。会社で仕事して、家に帰ってもモデリングして、みたいな。ものづくりはやっぱり楽しいんですよ。

松浦さん

作るのも楽しいし、「知らないことを知りたい」というのも一つ。新しい世界が広がるんですよ。全然知らない土地に行って「ここ、自由に歩き回っていいよ」って言われているようなものなんで、そりゃ行くでしょ、っていう(笑) そういうのが好きじゃない人は、向いていないかもしれない。

佐藤:

冒険家、探索家みたいに、知らないところに放り出されて、自分で道を切り開いていくのが楽しい人は、向いているということですね。

就職はゴールじゃない「そもそも、スタート」

——Kさんからは、これからCGをやる人へ、どんな一言を?

Kさん

僕は実際に、COYOTE 3DCG STUDIOでアカデミー卒業生が部下になったこともあるんです。卒業して業界に入ることはもちろん大切ですが、その後に活躍できる人と、なかなか活躍につながらない人がいるのも事実なんですよね。もちろん、僕は卒業生全員に活躍してほしいと思っています。

松浦さん

活躍できる人と、できない人。何が違うんだろうね。

Kさん

やっぱり、チームや組織の事も考えて「なんでもやります」という人は、ものすごく活躍する。逆に、自分のキャリアのことだけしか考えていない人は、どんどん別の方向にいってしまってる気がします。業界に入ること自体がゴールではなくて、その先で学び続けられるか、自分で考えて行動できるか、周囲と協力しながら成長できるかといった部分が、長く活躍するうえではとても大切だと感じています。

だからこそアカデミーでも、「就職すること」だけではなく、「就職した後も成長し続けられる力」を身につけてほしいと思いながら指導しています。

佐藤

「なんでもやります」という気持ちには、「これも経験になるな」「知らないことを知れるな」という楽しさが、何割か入っている。100%じゃなくても、そういう小さな好奇心や前向きさが、結果的に大きな成長につながっているということですね。

取材後記

ロナ禍でのオンライン移行、増え続けるカリキュラム、そしてAIの波——。目まぐるしく変わる環境の中でも、「受講生との距離を縮める」「本人の気づきを引き出す」「就職はゴールではなくスタート」という、講師たちの根っこにある想いは、この7〜8年ずっと変わっていませんでした。

印象的だったのは、3人とも口をそろえて「好き」という言葉を大切にしていたこと。しんどい壁を越えていくための“エンジン”は、結局のところ、その人の中にある「好き」や「楽しい」なのだと、あらためて感じさせられる対話でした。未経験でも、年齢を重ねていても、「好き」を原動力に一歩を踏み出せば、道はきっとひらけます。

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