3DCGを駆使するコンポジットの魅力に惹かれて、『クリエイティブアカデミー』で未経験から憧れの業界への就職まで一直線!

クリーク・アンド・リバー社が運営するC&R Creative Academy(以下、アカデミー)責任者佐藤が、卒業生にインタビューして、本音で語ってもらうシリーズ。

今回インタビューした卒業生は、石井さんです。

6月に就職したばかりの石井さんに、ファームやアカデミーでの学びや実感する自身の成長、今後の展望などをうかがいました。


[卒業生]
コンポジターコース卒業生 石井さん(2025年2月卒)

[インタビュアー]
C&R Creative Academy責任者 佐藤浩平
C&R Creative Academy運営 大久保よし美


子どもの頃からCMやバラエティの映像や演出に憧れて

Creative Academy責任者)※以下、佐藤:

コンポジターコースで学ばれて、希望の映像業界へと就職された石井さんにお話を伺えるということで、よろしくお願いします。石井さんは以前から映像業界を目指していたんですか?

石井さん(卒業生)※以下、石井:

そうですね、もともと映像を作りたいという思いが強かったです。

佐藤:

どういう映像を希望されていたのでしょうか?

石井:

子どもの頃からテレビっ子で、まずCMがものすごく好きで。あとはバラエティ番組もよく見ていて、特にM-1の結果発表の演出とかも3Dが格好良くて大好きでした。それでCGや映像に興味を持つようになったんです。

佐藤:

演出に着目していたなんてすごいですね!それでCMや映像関係の仕事に就くために3DCGを学びたいと思ったわけですね。

石井:

はい。独学でBlenderを触ったりはしてみましたがうまくいかなくて、専門学校を探すことにしたんです。その時に無料で教えてくれるところがある、と聞いてアカデミーを知りました。

佐藤:

なるほど。石井さんは在学中は地元の専門学校も探されたと思うんです。そんな中で無料の学校のアカデミーを知って、最初どんな印象を持たれましたか?

石井:

「本当に大丈夫なのか?」と結構警戒しましたが、調べたり説明会を聞いたりしたことでビジネスの仕組みも理解できて、納得できました(笑)

3DCGの技術がふんだんに盛り込まれているコンポジットに興味

佐藤:

お話を伺っていると、石井さんは当初はCMなどに関わるCG演出を志望されていたと思いますが、所属はモーショングラフィックスコースのコンポジターコースでした。主にパチンコ・パチスロといった遊戯機業界に強いコースで、実際に石井さんも遊技機業界へ進まれています。業界への抵抗感はありませんでしたか?

石井:

一切ないですね。エフェクトを使ったかっこいい演出など、自分が作りたいものに一番近い分野でした。

佐藤:

先ほどのM-1の結果発表のCGの演出や、パチンコの派手な演出に面白みを感じる人は比較的珍しい印象ですが。どこに魅力を感じたのでしょうか?

石井:

スカパーのミュージックビデオをずっと流している番組をずっと見ていたり、とにかくテレビをたくさん見ていたことが影響していると思います。

佐藤:

ちなみにパチンコやパチスロの経験は?

石井:

ありません。バラエティのパチンコ番組を見かけたことがあるくらいで、そもそも遊技機専用の映像があるなんて、考えたこともなかったです。

佐藤:

そうすると授業で遊技機系の映像を見た時は…?

石井:

かっこいいと感じました。遊技機の映像には3Dの文字をはじめいろいろな技術が入っているので、そういったところに惹かれたんです。

▲石井さん制作作品(模写課題)

大変だけど楽しい!地力を育ててくれたファーム時代

佐藤:

石井さんはアカデミーの前にファームに入られています。独学の時期もあったと先ほど話されていましたね。

石井:

でもAfter Effectを扱ったのはファームに入ってからです。説明会で話を聞いて、ピンときたのですぐに購入しました。

佐藤:

行動力がすごい。ファームの講義はいかがでしたか?

石井:

楽しかったです!初めてのことだらけで、YouTubeで勉強したり先生に聞いたりしながら、技術や画作りの考え方を身につけていきました。

佐藤:

面白さを感じたのはどんなところでしょうか?

石井:

自分が考えたものを映像で形にすることです。大変でしたが初めてだったのでとにかく楽しかったです。

佐藤:

実際大変ですよね。ファームで学んでおいて良かったなと思うことはありますか?

石井:

やはり「自分で調べる力」です。ネットにあるたくさんの情報の中から、自分に必要なものを探して選択する。試したら先生からフィードバックを受けられるし、週に1回「共有会」があって、締め切りを意識する練習にもなりました。

佐藤:

独学だと、締め切りの感覚はなあなあになりやすいですもんね。

パチンコ未経験で、最初は何もわからなくても「まずやってみる」

佐藤:

ファームを経て石井さんは本科のコンポジターコースに入校されました。

石井:

パチンコを一度もしたことがない状態で入ったので、最初は何をしているのかすら分かりませんでした(笑)。初期の頃から早速仕様書のようなものを渡されて…。

佐藤:

とりあえずやってみてみたいな?

石井:

はい。「こういう感じの進め方なんだ」と驚きましたが、必死で遊技機の映像を見たり、リファレンスを集めたりして喰らい付いていきました。

佐藤:

じゃあ、最初は結構面食らった感じですね。コンポジターコースに同期はいたんですか?

石井:

2人います。共有会の日や、それ以外のタイミングも含めて喋ったり助け合ったりしていました。

佐藤:

助け合いながら学べる同期は、大きな存在ですよね。印象に残っているカリキュラムも教えてください。

石井:

やっぱり第3課題のAftereffectsのElement 3Dというプラグインを使った制作が楽しかったですね。それまでBlenderを使って磨いた3Dの技術を生かすことができて。できることが増えるし、今でも楽しいです。

佐藤:

いいですね!やっぱりできることが増えてくるとと、自由度が上がるし楽しいですよね。逆に大変だったことはどうでしょう?

石井:

やっぱりエフェクトを作る時は、何を作ったらいいのかアイディアが浮かばなくて大変でした。

佐藤:

最初の頃は、アイディアの引き出しもないですよね。

石井:

そうなんです。やりながら少しずつ成長していった感じです。

▲これまでの制作作品

在籍中の野心は、コース紹介の顔になる作品を作ること

佐藤:

充実したアカデミー生活だったことが伝わってきますが、入校前にやっておけば良かったと思うことや、卒業したからこそ感じたことはありますか?

石井:

もうちょっと早くアカデミーに出会いたかったなという思いはあります。本当にAfter Effectの経験値が0で、講義で何を言っているのかが分からなかったので。

佐藤:

ファームやアカデミーは丁寧に教えるというよりも、まずはやってみようというスタンスなので、そういったところは大変だったのではないのかなと思います。

石井:

今は慣れましたが、最初は大変でした。でもこのやり方で良かったです。「まずやってみる」というギアの入れ方は、これから成長していく上でも助けになると思います。

大久保:

アカデミーはオンライン授業で、先生方や他の受講生とオンラインでコミュニケーションを取る機会はありますが、作業中は一人で画面に向かって作り続けることになります。モチベーションはどのように維持されたのでしょうか?

石井:

作品作り自体が楽しかったことと、できるようになりたいという強い思いがモチベーションでしたね。お笑いのラジオを聴きながらタグ打ちなどの作業をしていたりしたので、好きな番組を聞けるのも良かったと思います。

大久保:

本当に「好きこそ物の上手なれ」を体現されてきたんですね。

佐藤:

先生とのコミュニケーションはいかがでしたか?

石井:

細かいフィードバックが多くて、非常に助けていただきました。少人数だったし、技術だけではなくて考え方も教えていただいたり、思いを伝える言語化の力も鍛えていただきました。

佐藤:

いい関係だったんですね。先生からは、石井さんがすごい成長をしていっているといつも聞いていましたよ。

石井:

ありがたいです。実は当時、コンポジターコースのホームページで紹介されている作品を、俺がもっとかっこいい作品を作って差し替えてやろう、と狙っていたんです。

佐藤:

すごい(拍手)!なるほど、面白い目標ですね。

大久保:

実は…今まさに石井さんの作品に差し替える準備をしています!

石井:

ありがとうございます!嬉しいですね。

※取材時にホームページに掲載準備をしていた石井さんの作品は、現在コンポジターコースのページに掲載されています。ぜひチェックしてみてください。

「しんどい状況も楽しめる」そんなことに挑戦しよう

佐藤:

これから石井さんは弊社のスタジオ勤務になるわけですが、東京進出は初めてですか?

石井:

初めてですね。今は佐賀の実家に住んでいて、東京で働くことも本格的な一人暮らしも初めてで楽しみです。お笑いライブとか、最近ハマっているバスケの試合を見に行ったりもしたいですね。

佐藤:

仕事にプライベートに、今まさにワクワクしているところだと思いますが、今後どんなクリエイターになりたいか、イメージやビジョンがあったら聞かせてください。

石井:

やはり作りたいものはCMです。遊技機に関してだと、新しい機種が出る時のCMを任されたいです。ゲームの紹介映像も手がけてみたいですね。ありたい姿としては、一つ突出した武器を持っていて「あの人といえばこれ!」と言われる人になりたいですし、それ以外のスキルも同じくらい高めていきたいです。

佐藤:

CM、とっても楽しみにしています!最後に、CM業界や映像業界を目指す人へ、アドバイスをお願いします。

石井:

とりあえず挑戦してみることだと思います。楽しんでやれることを見つけられると一番いいですね。

佐藤:

「安定」とか「正しさ」とかよりも、自分が楽しめるかどうかが基準ですか?

石井:

その方が続くと思います。実際にそうやって進んできてしんどい時もありましたが、それはもう自分が最初はできないと分かっていたし、できるようになったら楽しくなるだろうと思ってやってきました。

佐藤:

あとはやっぱり行動力ですね。

石井:

はい、たくさん考えた上で、最後は行動力がものをいうと思います。

佐藤:

ありがとうございました!

▲ 2025/4月末時点で制作された自主制作

取材後記

スキルも業界への知識もないところから、見事に希望の業界への就職まで駆け抜けた石井さん。そのアグレッシブな行動力と意欲の高さに、刺激を受けた方も多いのではないでしょうか。

ファームやアカデミーへの参加を検討されている方にも、きっと参考にになったのではないかと思います。

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