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Webデザイナーとして働きながら、「もっと“好き”を仕事にしたい」と思い始めたあやさん。ゲームをきっかけに、かつて夢中になっていたデッサンの感覚が蘇り、その思いは3DCGへの挑戦へとつながっていきました。
キャラクターモデルに挑戦したいという思いが強くなる一方で、「独学だけでは間に合わない」という危機感も芽生え、C&R Creative Academy(以下:アカデミー)で学ぶ道を選びました。
入校前から受講生インタビューやXの情報を徹底的に読み込み、面接を想定して準備を重ねたのは、「後悔だけはしたくない」という強い決意があったからです。そんなあやさんにこれまでの思いを伺いました。
[卒業生]
昼間キャラクターモデルコース卒業生 あやさん(2025年11月)
[インタビュアー]
C&R Creative Academy責任者 佐藤浩平
目次
――佐藤浩平(Creative Academy責任者)※以下、佐藤:
改めてよろしくお願いします。今日は、これから業界を目指す人たち向けに、あやさんがどういう経緯で就職を勝ち取ったのかを伺えたらと思っています。
前職はwebデザイナーとして3年ほど従事されていたんですよね。
あやさん(卒業生)※以下、あやさん:
はい。仕事は楽しくやってたんですけど、ゲームをやった時に、もともと好きだったデッサンとか、そういうところが3DCGでより活かせるんじゃないかと思い始めたんです。「もっと“好き”を仕事にしたい」と思い切って退職を決意しました。
――佐藤:
人生の中でも大きい決断だったと思うんですけど、迷いはありました?
あやさん:
迷ってはいました。でも入校前に、受講生インタビューの記事を結構見ていたのもあって。「29歳で挑戦しました」という記事を見たり、Game Creators Farm(以下:ファーム)に入った時に受講生インタビューとか卒業生インタビューをたくさん見て「参加してみて、自分もできるかも」って思ったんです。なので今、自分がインタビューを受けているのが感慨深いなと思いますね。
――佐藤:
アカデミーへの入校は「自分には無理かもしれない」と思ってる人も多いと思うのですが、あやさんはどうやって準備しましたか?
あやさん:
Xで「こういうこと聞かれます、用意しましょう」みたいな投稿があったと思うんですけど、そういうのは絶対答えられるようにしていました。似たような質問も自分で考えて、答えを考えて練習はしてました。でも、ガチガチに練習しすぎる、っていうほどではなかったです。
――佐藤:
なるほど。準備は徹底的にするけど内容は固め過ぎないようにしていたんですね。
あやさん:
はい。準備は結構していましたね。あと、ファーム時代にCOYOTE ART CLASSという「デッサン力(=造形力と考察力)」を身につけるための授業にも参加していたので、それの作品を載せられたりしたのも大きかったかなと思います。
※現在はCOYTE ART CLASSは開催しておりません。
――佐藤:
実はアカデミー応募の為のヒントって、ホームページにも載ってるし、Xで投稿していたり、質問箱で回答していたりするんですよね。、ファームでも先生が「自主制作までやったほうがいいよ」と伝えたりしていて、、情報は出しているんです。でも大体の方がどれか要素が抜けてしまったり、準備が足りていなかったり。あやさんは、全部押さえて「入るべくして入ってる」みたいな感じがありました。
あやさん:
本当に調べておいてよかったです。できることはやってからいこう、っていう感じでした。

――佐藤:
受講中に業界就業にハードルが高まっているかも?という情報が入っていたと思うんですよね。受講中はそういった部分への不安もありましたか?
あやさん:
受講中は、制作に手一杯で。業界というよりも、目の前の課題ちゃんとできるかなっていうのが異常に不安でした。毎日やってるけど、ちゃんとポートフォリオまでできるのかな、卒業できるのかなっていうのが一番心配でしたね。
――佐藤:
入校してから、カリキュラムの中で「すごく大変だった」ってことはありました?
あやさん:
いろいろあるんですけど、第2課題で鎧を着てる女性のキャラクターを制作したんですが、鎧の形が全然できなくて。
講師の方に何回も何回もフィードバックをもらって、申し訳なくなってしまうことがありました。自分でも何がダメだったのか分からない時がありました。参考になる画像とかもいろいろ調べてやってはいたんですけど、本当に形にならなくて苦戦してました。
そんなときは先輩に聞いて、データを見せてもらったり、Mayaの画面上で参考になるモデルを横に置いて比較してみると、「全然違うな」っていうのが分かりやすくなって。データも汚かったな、と反省することがありました。
――佐藤:
なるほど。客観的に意見をもらったり、見比べることで違いが「見える」ようになったんですね。
あやさん:
はい。まるっと作り直しも何回かやりました。続けていくうちに、「よくなったね」って言ってもらえた時は嬉しかったですね。最初の時ひどかったよね、みたいな話も含めて(笑)
――佐藤:
アカデミーでは積極的に先輩や講師と意見の交換を行うことを推奨しています。これは、コミュニケーション力を高めたり、身につけたことをアウトプットすることで知識が身についていくことを目論んでのことなのですがって、実際どうでした?抵抗はありましたか?
あやさん:
最初は遠慮しちゃって、聞きづらいなとは思ってたんですけど。でも周りの人も結構、積極的に聞いてるなと感じていたので、自分も聞こうと思い始めました。
――佐藤:
周りの空気も背中を押したんだ。
あやさん:
はい。悩んでるところって、聞いたら解決できるんだなって思いました。
――佐藤:
それ、制作が前に進む瞬間だよね。独学だと一人で抱えちゃうけど、ここは「聞ける場」だし、聞いた分だけ進んでいくんです。はじめは質問するのにも勇気がいるけれど、思い切って飛び込んでいってほしいです。
――佐藤:
大変だった話をたくさん聞いてきたんですけど、逆に楽しかったことってありました?
あやさん:
先輩後輩とか関係なく、年齢も気にせず、Discordで相談できたり雑談できたり、雑談しながら作業できるっていうのが楽しかったかなと思います。ずっと喋っているというよりは、作業の合間でちょっと喋ってみたり、聞きたいことがあったら見てもらったり。そういうのを気軽にできて、よかったですね。
みんなフットワーク軽い方も多くて、制作とは関係ない話もできて面白かったですね。あとオンラインなんで、北海道に住んでる人とか九州に住んでる人とかもいて、普段聞けない地域の話を聞けたりするのも面白かったです。


――佐藤:
入る前と入った後で、一番ギャップを感じたことってありますか?
あやさん:
スケジュール感覚はびっくりしました。手も追いつかないし、クオリティも上げなきゃいけないので、相談しつつ延長などさせてもらいながら……
――佐藤:
延長依頼する時って、緊張しますよね。
あやさん:
すごい緊張しました。遅れちゃってる、って思いましたし、「受講期間の延長はできないです」って言われたらどうしようかな、とか思ってましたね。
――佐藤:
それでも、止まらずに相談できたんだ。相談するときにどんなことを意識していましたか?
あやさん:
何聞かれるか分からないので、いろいろ自分で想定して、対策方法とか練った上で延長依頼をさせてもらっていました。
――佐藤:
就活は、エージェントと面接練習も行っていましたよね。どうでした?
あやさん:
面接前の企業の事前情報を教えていただけて、それがすごく助かりました。「こういうこと前に聞かれました」みたいな事も教えて頂いたので、事前に自分で練習する事が出来ました。
今までエージェントを使ったことがなかったので、色々やってもらえて、ありがたいなって思いました。
――佐藤:
実際、就活で苦戦したことは?
あやさん:
面接ですね。練習はしてるんですけど、実際聞かれる内容が予想していなかった事もあったりして。違う角度から聞かれると答えられない、みたいなのも何回かありました。
――佐藤:
質問と回答がズレてるかも、って不安も出るよね。
あやさん:
はい。ここがズレてると、コミュニケーション取れない人だと思われて落ちるんじゃないか、とか、面接してる中で思っていましたね。
今の質問合ってないかもなと思ったら、実際に面接官の方に確認する、っていう事もしていました。
――佐藤:
それは強い。「今ちょっとズレてましたか」って聞けるの、すごくいいですね。
――佐藤:
内定をもらった時は、どんな気持ちでした?
あやさん:
すごく嬉しかったですね。アカデミーに入る前から気になっていた会社でだったので、「マジか!」って思っていました。アカデミーに入校していなかったら、多分なかった未来なので。本当に入ってよかったですね。
――佐藤:
今だからこそ、入校前の自分に一言かけるならどんな言葉をかけますか?
あやさん:
もっと早い段階から周りを頼ってほしいですね。最初の方は遠慮して、あんまり話しかけられなかったのもあるので。先輩とか、いろんな方に、気軽に早く聞けって伝えたいです。そしたら、もっとスケジュール通りに進んでいたのかなと思う部分があります
――佐藤:
これから業界を目指す人、迷っている人たちへ。あやさんからアドバイスをもらえるとしたら?
あやさん:
自分は、「あの時ああすればよかった」って後悔したくなくて挑戦したっていうのもあるので、やらなかった後悔より、やってから後悔した方がいいと思っています。
やらなかった後悔って、後からすごく心に残るんじゃないかなと思うので。
アカデミーってすごく厳しいし、大変なことも多いです。
でも、ものづくりが好きとかゲームが好きとか、作りたい気持ちみたいなのが根っこにあれば、乗り越えられるんじゃないかなと思います。迷っているなら、やってみる決断をしても良いと思います!


今回のインタビューで一番印象的だったのは、あやさんが受講生インタビューやXの投稿、過去のQ&Aまで遡って情報を集め、面接で聞かれることを想定して答えを用意していた事です。入口の時点で、すでに“仕事の進め方”に近い姿勢ができていたように感じます。
一方で、受講が始まってからの不安は「業界」よりも「目の前の課題」でした。鎧が形にならない、何が悪いのか自分でも掴めない、それでも何度も作り直しを重ねて前に進む。あやさんの言葉の端々から、手を動かした時間の重さが伝わってきました。
そしてもうひとつの転機が「聞く」ことです。遠慮して抱え込む状態から、自主的に意見をもらう状態へ変化した事で制作も就活も進んでいったと思います。
詰まったら聞く。面接でズレてしまったと思ったら確認する。小さな一歩に見えて、実は結果を分ける力だったのだと思います。
あやさんの「やらなかった後悔より、やってからの後悔」という言葉は、挑戦を軽く勧めるためではなく、準備と制作の山場を通ってきた実感として残りました。迷っている人ほど、まずは出来る準備から始めてみてください。そこから景色が変わるはずです。
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