「これしかない。」アニメ業界のリガーから、憧れの3DCGキャラクターモデラーへ

株式会社クリーク・アンド・リバー社(C&R社)が運営するC&R Creative Academy(以下、アカデミー)責任者佐藤が、卒業生にインタビューして、本音で語ってもらうシリーズ。
今回お話をうかがったのは、3DCGキャラクターモデルコースを卒業し、ゲーム会社への内定を勝ち取った後藤さんです。もともとアニメ業界でリガーとして働いていた後藤さんが、なぜ「キャラクターモデラー」という新しい道へ舵を切ったのか。二度の休学を考えるほど追い込まれながらも、なぜ最後まで走りきれたのか。そこには、SNSで見た一枚の「衝撃」と、「絶対に就職してやる」という覚悟、そして支えてくれた運営・エージェント・仲間の存在がありました。
「一歩踏み出したいけど、なかなか踏み出せない」——そんな今の自分に迷っている方に、ぜひ読んでいただきたいストーリーです。


[インタビュアー]
C&R Creative Academy 責任者:佐藤浩平
C&R Creative Academy 運営:大久保よし美


[インタビュイー]
3DCGキャラクターモデルコース卒業生:後藤さん


大学受験の失敗から、専門学校でCGと出会うまで

佐藤浩平(Creative Academy責任者)※以下、佐藤:

今日は本当に思っていることをお話しいただければと思っています。まずは、これまでのご経歴からうかがえますか。もともとは、同じ映像の業界にいらっしゃったんですよね。

後藤さん(卒業生)※以下、後藤

はい。アニメ業界の制作会社で働いていました。

佐藤:

そもそも、CGの道に進もうと思ったきっかけはどんなものだったんですか。

後藤:

まず、大学受験に失敗したんです。それで「じゃあ趣味のことをやろう」ということで、専門学校に進みました。ちょうど開校一年目のグラフィックの専門学校で。そこでグラフィックを学んでいく中で、ツールとしてMayaやBlenderを使う機会があって、「なんだかこれ面白いな」と軽く思ったのが、もしかしたら根本のきっかけかもしれないです。

もともと、好きだったコンテンツはあったんですか。

そうですね。美少女系だと、ずっとアイドルマスターシリーズが好きで。歌って踊るアイドルみたいなのが好きなんです。バンドリも、おそらくそこに含まれると思います。

なるほど。僕らの世代だと、アイドルといえばモーニング娘。やAKBみたいな感じだったんですけど、後藤さんの世代はCGやVTuberのアイドルが、結構ベースに根付いていたりするんですね。思春期の頃から、そういうものが身近にあった感じなんですか。

はい。あまり言語化してこなかったので、自分でもちょっとわかっていないんですけど……おそらく、そういうことだと思います。

昔から好きだったものが、まさか仕事になっていくとは、っていう感じですよね。専門学校では、そのまま作品を作っていったんですか。

はい。学んでいく中で、やっぱり美少女キャラクターが趣味で好きだったので、「ちょっと作ってみよう」ということになって。中間発表などで作っていく中で、たまたま専門学校でアニメ制作会社の講演をしていただく機会があったんです。そこでお話しする機会があって、大好きな作品があったので「こういうの、めっちゃ大好きなんです」ということを伝えたら、「ちょっと面接してみる?」というお話になって。そこからトントン拍子に、という感じでした。

アニメ業界のリガーから「どうしてもモデルがやりたい」

アニメ制作会社に入られてから、また別の道に進もうと思ったのは、どういうきっかけだったんですか。

入ったのは、モデルリグチームのリガーとしての採用でした。「モデルもリグもどっちもやらせてあげるよ」というお話だったんですけど、ちょうど配属先のスタジオがリグ専門のチームが集まっているところで。研修を重ねていくと、やっぱり周りにリグの方が多いと、自然と「リグをやってみようよ」という話になりやすいんですよね。

空気感的にね。確かにそうですよね。

はい。リグをやっていく中でも、やっぱりモデルがやりたいというのがずっとあったので、「ちょっとモデルをやらせてもらえませんか」という面談をずっとやっていたんです。ただ、ちょうどツールを3ds MaxからBlenderに移行している時期でもあって、「モデルに移るのは一年半から二年は難しい」というお話をいただいて。それで、「あ、これはちょっと自分でやるしかないな」と思ったんです。

それだけモデルへの想いが強かったんですね。

SNSで見た「CGビフォーアフター」——「これしかない」と思った瞬間

「自分でやるしかない」と思ったところで、アカデミーを見つけたんですね。何がきっかけだったんですか。

 X(旧Twitter)で、アカデミーの「CGビフォーアフター」を見たのがきっかけかもしれないです。それを見て、「え、こんなにすごいことになれるんだ」と、すごく興味を持ちました。

ビフォーアフターを見たときは、どんな衝撃でしたか。

もう、めちゃくちゃ衝撃的でしたね。同時期に始めたであろう方とXで相互フォローになっていて、その方の作品を見ていたんですけど、急に「やばい作品」が出てきたんです。それをビフォーアフターで見て、「えっ、やばい」って。劣等感というほどではないんですけど、「置いていかれてる、追いつかなきゃ」という感覚になって。それまで、なあなあで自主制作をしてきたものが、「あ、やばいな」と。心変わりみたいな瞬間でした。

このまま自分のペースでやっていたら、どんどん差が開いていくんじゃないか、という危機感があったんですね。正直、本当に数ヶ月でこんなに上手くなれるのかな、とは思いませんでしたか。

いや、思いましたね。本当に「何かやばいことをやってるんじゃないか」って(笑)。「相当すごいカリキュラムなのかな」とは思っていました。

認知したあと、実際に「チャレンジしてみよう」と背中を押されたきっかけはありましたか。

はい。掲載されている作品を見て、「CGブラッシュアップクラスに入りたいんですけど」とメールでお問い合わせしたんです。そうしたら、社会人はブラッシュアップクラスには入れないということを見落としていて。そのときに「Game Creators Farm(以下、ファーム)がありますよ」とご案内をいただいたんです。それがきっかけかもしれないです。

 もうその段階で、「ここだ」という感覚はあったんですね。

一度落ちてわかった、業界研究と「見せる意識」

ファームに入って、まず何が一番成長したと感じましたか。

そうですね。やっぱり「自走する力」だと思います。ファームに入って、自分でやって、自分から「フィードバックをお願いします」と出して、ちゃんとフィードバックのやり取りを自分から仕掛けていく大切さ、というのをすごく感じました。当時はファームのDiscordサーバーが新しくなったばかりで、瀬島先生という方が結構みっちりついてくださって。もう、すごく感謝しています。

そこから本科に挑戦するわけですが、アカデミーって入校ハードルが高いイメージがありますよね。実際、どうでしたか。

そうですね。「すごく狭き門で、ごく一部の人しか入れない」という印象は、当時のファームの受講生の中でもありました。Discordの名前のステータスの横に「本科入校予定」と付いていると、「あの人、行ったんだ」みたいな感じで(笑)。

そんな中で、後藤さんは何回目で受かったんですか。

おそらく2回目だったと思います。

1回目に落ちたときは、ショックじゃなかったですか。

いや、めちゃくちゃショックでしたね。ちょうど自信のある時期と下がる時期を繰り返すような、いわゆるダニング=クルーガー効果みたいなタイミングでもあって。「え、落ちるんだ」という感覚でした。でも、そこで「考え方を変えなきゃダメだな」と思えたので、今となっては、いい意味で落としていただいてよかったな、と思っています。

1回目と2回目で、大きく変えたところはどこだったんですか。

ポートフォリオを作る段階で、1回目は自分の好きなことばかりやっていたんです。ゲーム業界で求められることを、全くリサーチしていなくて。そこに向けて何が必要かを順序立てて考えて、「あ、テクスチャが必要だな」と、テクスチャをガリガリ描く練習をしたりして、それをポートフォリオに反映させました。あとは、しっかり模写をして「見せる意識」を持つこと。1回目はそれができていなかったんですけど、2回目はそこを意識していたのが大きかったと思います。

なんとなく「良さそうなもの」を出すよりも、ちゃんと模写して近づけて、プロになるために考えてやってきた、という見せ方をしたわけですね。面接で準備したことはありましたか。

少し前のことなので、ふわっとしか覚えていないんですけど……「どういう人になりたいか」はよく質問されました。ゲーム業界って「狭き門」と言われていて、大半の人は「無理だ」と諦めるじゃないですか。でも、「何回ダメでも、もうガッツで乗り切ります」という熱意を、しっかり伝えるようにしました。もともとその想いはあったんですけど、1回目は面接で伝えきれていなかったな、と思ったので、そこは気をつけました。

▲面接時に提出いただいたMaya課題の作品

「もう8割、9割が自走」——自ら動く力が身につく環境

2回目で合格して、念願の本科に入校して。まず印象に残ったことは何かありましたか。

ファームで仲良くしていた方たちが、先に本科に入っていたんです。そのやり取りを通して、「本科は、それだけ真剣に作品と向き合える場所なんだな」と、事前に感じ取ることができました。

先に入った先輩たちの様子から、本科の熱量が伝わってきていた、と。それを見てどう思いましたか。

「しっかり気持ちを入れて臨もう」と思いました。事前に心構えができていたので、自分は落ち着いてスタートできたと思います。

実際に入ってみて、想像とのギャップはありましたか。

ありましたね。「専門の講師がついています」という言葉から、細かい技術指導をしてもらえるんだろうな、というイメージで入ったんです。でも実際は、「まず自分で調べて、自分でやって見せて、そのうえで足りないところをフィードバックしてもらう」という進め方で。最初は少し驚きましたが、これはまさに現場で必要になる力を鍛えるためなんだ、とすぐに腑に落ちました。

手取り足取りではない分、「自分で進める力」がしっかり身につく仕組みなんですよね。後藤さんは、それをどう捉えていましたか。

それこそファームの時点で、「自分から動くことが大事なんだ」ということに気づき始めていたので。その延長線上で、前向きに取り組んでいけました。もう、マインドとして「8割、9割は自走」なんじゃないか、というくらいの気持ちでしたね。

特に大変だったことはありますか。

限られた期間で仕上げていく中で、新しい技術を習得していくのが、やっぱり一番の頑張りどころでした。キャラクター課題でいうと、2体目と4体目が特に手ごたえがありましたね。2体目は、もともとリガーだったので「Mayaの中でならいけるだろう」と思っていたら、意外と勝手が違って、新しく学び直すことが多くて。4体目は、しっかりイラストに似せていくところに力を入れました。美術大学を出ているわけではないので、最初はアート的な部分に苦戦したんですけど、そのぶん学びも大きかったです。自分はアウトライン重視のアニメ出身だったので、ペンシルプラスというプラグインを使ったんですけど、参考になる技術書があまりなくて、そこを自分で調べながら進めたのも、いい経験になりました。

逆に、「入ってよかったな」と感じたエピソードはありましたか。

やっぱり、受講生同士でDiscordで情報共有できることですね。制作以外の、趣味の話もできて。「もう一度、学校をやらせてもらっているような感覚」が、すごく助かりました。

「厳しさは愛なんじゃないか」講師との向き合い方

講師とのコミュニケーションで、苦戦したことや良かったことはありましたか。

1体目、2体目は鈴木先生でした。いい意味で自主性を尊重してくださる方で、「やりたいことをやっちゃっていいよ」と背中を押してくれる感じだったので、そこで少しずつ自分から動く力がついてきたと思います。わからないことを聞くと、その場で一緒に調べてくださったりして、すごく頼りになりました。

その後、担当の先生が変わったんですよね。

はい。次の先生は、フィードバックがとても率直で、妥協なく指導してくださる方でした。最初は少し身構えることもありましたが(笑)、どう向き合えばより良いフィードバックをもらえるかを、自分なりに考えるようになりました。その真剣な指導があったからこそ、短期間でだれずにやりきれたんじゃないかな、と思っています。

アカデミーとしては、受講生一人ひとりが現場で通用する力をつけられるように、あえて踏み込んだ指導をしている部分もあるんですよね。

それは、すごくありがたいことだと思います。手加減されるより、真剣に向き合ってもらえたほうが伸びますし。友達に看護師がいるんですけど、看護師の研修って最初がしっかりしているらしくて。理由を聞いたら、「現場に出てから戸惑わずに、患者さんにきちんと寄り添えるように」だと言うんです。それで、実際に配属されるとみんな優しくて、というお話でした。だから、最初にしっかり指導してもらえるのは、結構「愛」なんじゃないかな、と思います。

 受けている最中は、なかなかそう思えないこともありますよね。

そうですね。でも、「自分のために本気で見てくれているんだな」と思うようにしていました(笑)。

その厳しさもプラスに変えて前向きに頑張れたのは、後藤さんの強さだなと感じますね。

「あのとき拾ってもらった」——退学寸前を支えた運営の存在

本科はやり抜くのに覚悟がいる場所だと思いますが、後藤さんが続けられたポイントは、今振り返るとどこにあったと思いますか。

これはよいしょになってしまうかもしれないんですけど……個人的には、運営の大久保さんの存在が大きかったです。実は、家庭の事情でかなり追い込まれていた時期があって、一度休学を経験した後、家庭の事情で再び休学を検討していた んです。「ご迷惑をおかけするので、もうやめようと思います」とお伝えしたときに、「いや、もうちょっと頑張ってみようよ」と引き止めてくださったのが、大久保さんだったんです。

そのときのこと、大久保さんは覚えていますか。

覚えています。これまで後藤さんがすごく頑張っていたのを見ていたので、「ここでやめちゃうのはもったいなくない?」というお話をした気がします。それに、「後藤さん自身が本当はどうしたいの?」という話もさせてもらったと思っていて。当時は忙しくて、自分の気持ちに寄り添えていなかったかもしれないけど、根本のところで「やりたいんだろうな」というのがすごく見えていたので、ちょっと引き止めちゃったところがあったかもしれません。

そのときは家庭の事情でさまざまな手続きに追われていて、 家族ともあまり話す機会がないような状態だったんです。そんな中で大久保さんとお話しさせていただいて、「頑張ろう」と言っていただけたのは、本当に大きかったです。結果がすべてではないですけど、あのとき拾っていただいた、救っていただいた、という感覚があります。

後藤さんは学習に熱心だったので、休学を挟んで、状況が落ち着いてから学べば絶対に成長するという確信もありました。

アカデミーは、割とプライベートまで踏み込んでいく、泥臭い運営方法なんですよね。

 いや、でも、それはめちゃくちゃいいと思います。「寄り添う」って、そういうことなのかなと思いますね。

▲「あのとき拾ってもらった」。運営との距離の近さが、後藤さんを踏みとどまらせた。

「絶望的に喋りが下手だった」私を変えた面接練習

就職活動では、エージェントと一緒に動いてきたと思うんですけど、「これは助かったな」ということはありましたか。

これも、エージェントの前田さんにめちゃくちゃ助けていただきました。

もともと、本当に絶望的に喋りが下手で。1回目に面接練習をしていただいたとき、「あ、もうダメやね」と、結構スパッと言われたんです(笑)。でも、そこからめちゃくちゃ練習に付き合ってもらいました。チャットベースでも、「今日この日に練習しましょう」と言って始めて、「ちょっとまだダメやから明日やろう」と持ち越したりして、すごく親身に寄り添っていただいたと思います。あの面接練習がなかったら、絶対に無理だったな、と本当に実感しています。

何回も練習に付き合って、寄り添ってくれた、というところが記憶に残っているんですね。

もう、めっちゃ感謝しています。アカデミーを卒業して、「自走する力が大事だ、自走してきた」というところがあったので、逆に「ゼロから教えてもらう」ということを忘れていたんです。志望動機の作り方から、企業研究の仕方、受け答えの仕方まで、最初は読み上げているような文章になってしまっていたので、そこの改善にも付き合ってもらいました。面接に関する「ゼロからイチ」の作り方を教えてもらえたのが、すごく印象に残っています。

大久保さんと前田さんは、正式なアカデミーチームのメンバーで、アカデミーに注力してくれている2人なんですよ。

そうなんですね。やっぱり、そこの熱意がマッチしていたんですね。めちゃくちゃ運が良かったと思います。 

それは、後藤さんが頑張っている姿があったからこそだと思いますよ。

覚悟して、自走する力——後藤さんがつかんだもの

いろいろとストーリーを聞かせてもらいましたが、改めて全体を振り返ってみて、どうですか。

総括すると、やっぱり「覚悟して自走する力」が大事だな、と思いました。仮にアカデミーがなかったとしても、覚悟して自走する力があれば、どこかに引っかかるんじゃないかな、とふわっと思っていて。ただ、その環境や手助けをしてくれたのが、ファームであり、本科だったんだと思います。「覚悟して自走する力」を、何とかして身につけることができたら強いんじゃないかな、と。

自分で覚悟を持って、自分を律して自走するって、結構難しいですよね。アカデミーには、緊張感を保つための仕組みや、あえて「どこまで教えるか」を講師と一緒に考えている部分があるんですが、そういう意味で、アカデミーをどう評価しますか。

それでいうと、いい意味での緊張感を持たせてくれるのは、すごく大きいと思います。半年という限られた期間で成果を出すという環境があるからこそ、集中して取り組めますし、それが自分から動ける力につながっていくのかな、と思いました。

後藤さん自身が「これを持っていたから最後まで走りきれた」というものはありますか。

「覚悟」を深掘りしていくことになるんですけど……やっぱり、熱量というか、ガッツというか。熱血系のやる気は、すごく大事だと思います。「絶対に就職してやるぞ」というのを持った状態で入らないと、途中で「まあ、やめてもいいか」というマインドに切り替わってしまう可能性があると思うので。「モチベーションで制作するのは良くない」とよく言われますけど、その中でも熱意みたいなものは、ずっと燃やしていた方がいい。ずっと薪をくべてあげるみたいに、ですね。

「8ヶ月でこんなにレベルの高い作品が作れるの?嘘だろう」と思っていたところから、実際に入ってみて、どうでしたか。

やっぱり、集中して取り組める環境があるからこそ、期間内にしっかり成果物を仕上げられる。だから、あれだけの成長ができるんだな、というシンプルなことだったんだと思いました。

これから挑戦する人へ「今です、今」

最後に、無事に内定を勝ち取った後藤さんから、「アカデミーに入るかどうか迷っている」という方に向けて、メッセージをお願いします。

そうですね。熱意を持って、「絶対に就職してやろう」という覚悟がある方は、この記事を見ていたら、絶対にファームに入ってください。その一歩を踏み出すことが、就職できるきっかけになったりするので。頑張って一歩踏み出すって、なかなかできないんですよね。自分も、なかなかできませんでした。でも、ファームに入って、さらにもう一歩勇気を出して、ボイスチャットのグループに入ってみたら、もしかしたら世界が変わるかもしれないです。この記事を見て「そうだな」と思ったら、ぜひお願いします。もう、今です。今ですよ(笑)。

力強いお言葉ですね。一歩踏み出したら、いい方向に転がっていくよ、と。

はい。もう、本当にすぐ、今です。

 それと、後藤さんと同じように「同じCG業界にいるけれど、思っていた職種と違うな」と感じながら働いている人もいると思うんです。「本格的にキャラや背景で勝負したいけど、まだ入って一年、二年だしな」と迷っている人へは、何かメッセージはありますか。

それを思っているなら、もう割と覚悟は決まっているんじゃないかな、と思います。働きながら自主制作をして就職活動をする、それができたらベストなんですけど。最近は、技術力やポートフォリオのクオリティ、マインド面が、面接ですごく大事な要素になってくると思うので。就職活動に時間が割けないなら、一度覚悟を持ってアカデミーに挑戦してみるのも、ありだと思います。

今日は、本当に濃いお話をありがとうございました。今後のご活躍を楽しみにしております!

こちらこそ、お忙しい中ありがとうございました!

取材後記

アニメ業界でリガーとして働きながらも、「どうしてもモデルがやりたい」という想いを諦めきれなかった後藤さん。SNSで見た一枚の作品に心を動かされ、二度の休学を考えるほど追い込まれながらも、運営やエージェント、仲間の支えを力に変えて、最後まで走りきりました。その根っこにあったのは、「絶対に就職してやる」という熱意と、「覚悟して自走する力」でした。今後の後藤さんのさらなるご活躍が楽しみですね。

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